江戸川区と葛飾区で未明にコンビニ強盗相次ぐ、男が拳銃のようなもの突きつける

警視庁

　２６日未明、東京都江戸川区と葛飾区で、拳銃のようなものを持った男がコンビニ店に押し入る強盗事件が３件相次いだ。警視庁は防犯カメラ映像などから同一の人物の可能性が高いとみて、強盗や強盗未遂容疑で逃げた男の行方を追っている。

　発表によると、２６日午前３時４０分頃、江戸川区一之江の「ファミリーマート一之江六丁目店」で、男がレジカウンターにいた３０歳代の男性店員に拳銃のようなものを突きつけ、「金をよこせ」と脅した。男はレジにあった現金約１１万円を奪い、自転車で逃走した。

　午前４時頃には北に約３キロ離れた江戸川区本一色の「ローソン本一色一丁目店」でも、男が５０歳代の男性店長に袋を差し出し、「有り金を全部入れろ」と脅迫。店長が非常ベルを鳴らすと、男は何も取らずに逃げた。さらに約２５分後には葛飾区高砂の「セブン―イレブン葛飾高砂２丁目店」でも、男が現金を奪おうとする事件が起きたという。

　男は２０歳代とみられ、身長約１メートル７０で上下黒色の服装だった。