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17年前の加古川女児殺害、男を容疑で再逮捕…「服装や背丈が好みの女の子を尾行し刺した」

読売新聞 / 2024年11月27日 10時25分

勝田州彦容疑者(2018年5月31日)

 兵庫県加古川市で2007年、小学2年の女児(当時7歳)が刺殺された事件で、県警は27日、別の女児への殺人未遂事件で逮捕した無職勝田州彦くにひこ容疑者(45)を殺人容疑で再逮捕した。勝田容疑者は任意聴取に関与を認め、「服装や背丈が好みの女の子を見つけて尾行し、刺した」などと供述したという。

 勝田容疑者は07年10月16日午後6時頃、加古川市の女児方前の路地で、女児の胸や腹を刃物で刺し、失血死させた疑い。

 捜査関係者によると、勝田容疑者は任意聴取に関与を認めた上で、刺した体の部位や刃物の向きのほか、事件前後の行動などを詳しく説明したという。県警は遺体や現場などの客観的状況と整合することから、供述の信用性は高いと判断し、逮捕に踏み切った。

 勝田容疑者は07年当時、女児方から北東に約4キロ離れた同市内の実家に住んでいた。県警は女児と面識はなかったとみている。

 県警は今月7日、同県たつの市で06年に小学4年の女児を刃物で刺して重傷を負わせたとして、勝田容疑者を殺人未遂容疑で逮捕していた。

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