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東南・南アジアの海上保安当局から幹部候補招くプログラム、10期生9人が国交相を表敬訪問

読売新聞 / 2024年11月27日 16時12分

表敬訪問のため整列するパラオ司法省のフランシス・トゥケル氏(左から3人目)ら各国職員(27日午前、東京・霞が関の国土交通省で)

 東南・南アジアから海上保安当局の幹部候補を招く「海上保安政策プログラム(MSP)」第10期生の男女9人が27日、中野国土交通相を表敬訪問した。10月に開講した10期にはアジア以外で初めて、太平洋島嶼国パラオからフランシス・トゥケル大尉(32)が参加している。

 MSPは毎年10月~翌年9月の1年間、各国から集まった職員が寝食を共にしながら政策研究大学院大(東京)と海上保安大学校(広島)に通い、国際海洋法や国際関係論などの専門知識を英語で学ぶ。論文審査を受けて修士(政策研究)も取得する。国際協力機構(JICA)と連携し、9期までに10か国から69人が派遣された。

 パラオ司法省の海上警備・魚類野生生物保護部に所属するトゥケル氏は「同期とネットワークを築き、私の組織にも恩恵をもたらしたい」と抱負を語った。中野氏は9人に対し、「(MSPには)相互理解の醸成と交流の促進という意義もある。環境や習慣が違う異国の地での生活、勉学は大変だと思うが、大きな財産になるはずだ」と激励した。

 10期にはこのほか、▽バングラデシュ▽インド▽インドネシア▽モルディブ▽フィリピン▽スリランカ▽日本(海上保安庁)――から27~39歳の職員が参加している。

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