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佐々木勇気八段が先手陣に攻めかかる展開、藤井聡太竜王は自然に応接…竜王戦第5局1日目

読売新聞 / 2024年11月27日 18時38分

竜王戦第5局の対局に臨む藤井聡太竜王(右)と挑戦者の佐々木勇気八段(27日、和歌山市で)=若杉和希撮影

 藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第5局は27日午後6時、佐々木八段が50手目を封じ、1日目が終了した。

 本局は後手の佐々木八段が雁木(がんぎ)に構え、積極的に先手陣に攻めかかった。これに対し、藤井竜王は自然に応接。封じ手の局面では、佐々木八段は馬を作ることができるが、藤井竜王は歩得をしている。「互いに主張のある展開で、2日目も難しい戦いが続く」(新聞解説の井田明宏五段)ことになりそうだ。

 対局は28日午前9時に再開される。

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