マイクロソフトを独禁法違反の疑いで調査、米連邦取引委…「ワード」抱き合わせ販売を問題視か
読売新聞 / 2024年11月28日 20時30分
【ニューヨーク=小林泰裕】米ブルームバーグ通信などは27日、反トラスト法(独占禁止法)違反の可能性があるとして、米連邦取引委員会(FTC)が米IT大手マイクロソフト(MS)の調査に着手したと報じた。MSは事業の見直しを迫られる可能性がある一方、米国の政権交代に伴って調査が中止される可能性もあるという。
報道によれば、クラウドサービスやAI(人工知能)などMSの手がける幅広い事業が調査の対象になっている。FTCはMSに他社との取引状況などの情報を開示するよう求める書面を送付した。
特にMSがクラウドサービスを顧客に提供する際、「ワード」などのアプリやサイバーセキュリティー製品を抱き合わせで販売していることを問題視しているという。対話型AIサービス「チャットGPT」を開発した米オープンAIと提携し、生成AI分野で事業を拡大していることも調査対象としている。
米メディアによれば、巨大IT規制に積極的だったFTCのリナ・カーン委員長はトランプ次期大統領の就任に伴って退任すると見込まれており、今回の調査も中止に追い込まれる可能性があるという。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
112月の電気代、大手9社で値下げへ 1月からは補助金も再開
日テレNEWS NNN / 2024年11月28日 15時14分
-
2ダイハツ 軽トラ「ハイゼット トラック ローダンプ」約5千台リコール届け出
ABCニュース / 2024年11月28日 15時44分
-
3トヨタの世界販売台数、10月として過去最高…国内生産は前年の反動で8・3%増
読売新聞 / 2024年11月28日 13時30分
-
4東京4位、日本から4都市 世界都市ランキング100
共同通信 / 2024年11月28日 14時52分
-
5業績悪化のユニチカ、上埜社長ら全取締役が辞任へ…ガバナンス強化に向け新体制へ
読売新聞 / 2024年11月28日 18時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください