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プーチン氏、メルケル氏が「犬が怖いと知らなかった」…会談に愛犬伴ったことを謝罪

読売新聞 / 2024年11月29日 10時9分

ロシア南部ソチで、プーチン大統領(右)と会談するメルケル独首相(当時)。手前はプーチン氏の愛犬「コニー」(2007年1月)=AP

 ドイツのメルケル前首相の回顧録で、ロシアのプーチン大統領が会談の際にメルケル氏が苦手とする犬を連れてきたと紹介されたエピソードについて、プーチン氏は28日、「犬が怖いと知らなかった。知っていれば、そんなことはしなかった」と語った。訪問先のカザフスタンで記者団に答えた。

 プーチン氏は2007年1月、露南部ソチでメルケル氏と会談し、愛犬のラブラドルレトリバー「コニー」を部屋に入れた。AFP通信によると、メルケル氏は出版されたばかりの回顧録で、プーチン氏について「権力をちらつかせるため、犬を使ったり他人を待たせたりする」と評した。

 プーチン氏は「リラックスした雰囲気を作りたかった」と弁明した。メルケル氏が子供の頃、犬にかまれたと後で知り、本人に直接謝罪したと明らかにした。

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