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ゼレンスキー大統領、ロシアの占領地を「外交手段で取り戻す」…NATO加盟を優先

読売新聞 / 2024年11月30日 10時13分

ゼレンスキー大統領=ロイター

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、英スカイニュースが29日に公開したインタビューで、ロシアとの戦闘激化を止めるには「ウクライナの保有領土を早急にNATO(北大西洋条約機構)傘下に入れる必要がある」と述べた。ロシアの占領地は「外交的手段で取り戻せる」とし、NATO加盟を優先させる姿勢を示した。

 戦闘の早期終結を公言してきたトランプ次期米大統領の就任を来年1月に控える中、今回の発言がウクライナの和平交渉の基本方針となる可能性がある。ただ、米独などはNATO加盟手続きの即時開始に慎重な姿勢を崩していない。

 ゼレンスキー氏はインタビューで「(ロシアの)プーチン大統領(による侵略)の再来がないように保証するため」停戦が必要だと説明した。NATOへの加盟招待は「国際的な国境を基に行われるべきで、国の一部だけの加盟はあり得ない」と述べ、領土奪還も諦めない姿勢を見せた。

 プーチン氏は6月、和平交渉開始の条件として、一方的に併合したウクライナ東・南部4州からのウクライナ軍の完全撤退とNATO加盟の断念を挙げた。トランプ氏がウクライナ特使として起用するキース・ケロッグ氏も、過去にNATO加盟の長期間延期を提言している。

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