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小中高生の視力、「1・0未満」6割…小学生でも37%

読売新聞 / 2024年11月30日 13時10分

文部科学省

 裸眼視力が1・0未満の小中高生の割合が高止まり傾向にあることが、文部科学省の2023年度学校保健統計調査で分かった。1・0未満の中高生は6割に上り、専門家は「スマートフォンやタブレット端末などの画面を近くで見る機会が多いためでは」としている。

 調査では、5~17歳の25・2%にあたる約321万人を抽出し、集計した。

 結果によると、視力1・0未満の割合は、小学生が前年度比0・09ポイント減の37・79%、中学生が同0・3ポイント減の60・93%で、過去最悪だった前年度とほぼ同水準となった。一方、高校生は同3・76ポイント減の67・80%でわずかに改善した。

 調査の統計分析アドバイザーを務める衛藤隆・東京大名誉教授(学校保健)は「小中高校生とも近年高い水準が続いている。家庭でも学校でもデジタル機器を使っている子どもは近視のリスクが高くなり、注意が必要だ」と指摘する。

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