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金正恩氏がロシア国防相と会談、弾道ミサイル攻撃を評価「強硬な意思を知らせる効果的な措置だ」

読売新聞 / 2024年11月30日 11時16分

金正恩朝鮮労働党総書記=ロイター

 【ソウル=小池和樹】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党総書記は29日、訪朝したロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相と会談した。正恩氏は、ウクライナ軍による米欧製の長射程兵器を使った露領内への攻撃に触れ、「ロシアが断固たる行動を取ることは正当防衛権の行使だ」と主張した。

 正恩氏は会談で「先鋭化するウクライナの事態への深刻な憂慮」を表明した。ウクライナに対する米欧製の長射程兵器の供与は「直接的な軍事的介入であり、侵略的な実態が浮上した」と批判した。

 ロシアが報復として中距離弾道ミサイルでウクライナを攻撃したと発表したのを念頭に、正恩氏は「強硬な意思を知らせる効果的な措置だ」と評価した。その上で「国家主権と領土を守護しようとするロシアの政策を変わらず支持する」と述べた。

 北朝鮮軍のロシア派兵について言及はなかったが、正恩氏は「両国の防衛力強化と安全保障に大きく貢献し、軍の相互協力や関係発展を進める契機になる」とベロウソフ氏の訪朝を歓迎した。追加の派兵が議論になった可能性がある。正恩氏は露朝関係強化について「地域情勢を緩和させる強力な安全保障装置だ」と主張した。

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