パリ五輪・パラ代表選手のパレードに１万人声援、萱和磨「多くの人が来てくれて夢のような時間」

日本橋中央通りを練り歩くパリ五輪とパラリンピックに出場した選手たち（３０日午前、東京都中央区で）＝三浦邦彦撮影

　今夏のパリ五輪・パラリンピック日本選手団による「ＴＥＡＭ　ＪＡＰＡＮ　応援感謝イベント」が３０日、東京・日本橋で行われた。１０７人の選手が約７００メートルをパレードし、沿道には主催者発表で約１万人の観衆が集まった。２０２１年東京大会後は新型コロナウイルスの影響などで実施を見送り、８年ぶりの開催となった。

　五輪の柔道男子６６キロ級で２連覇を果たした阿部一二三（ひふみ）選手（２７）、パラの車いすラグビーで初優勝に貢献した池崎大輔選手（４６）らが参加。五輪の体操男子団体総合金メダリストの萱（かや）和磨選手（２８）は「思ったよりも多くの人が来てくれて、夢のような時間だった」と感謝した。

　日本は、五輪では金２０個を含む４５個のメダルを獲得し、金、総数ともに海外の夏季五輪での過去最多を記録。パラでは金１４個を含む４１個のメダルを手にした。