くまモンに続け！ゴリけんさん考案、八代市の「ちくワン」がゆるキャラグランプリ１位に

（右から）八代市の中村市長、「ちくワン」、ゴリけんさん

　熊本県八代市日奈久地区で活動するキャラクター「ちくワン」が、市の公認キャラクターに認定された。石川県で開かれたゆるキャラグランプリ「ゆるバース２０２４ｉｎ能登」で１位に輝いたことを受けたもので、今後はイベント出演など市のＰＲに取り組んでいく。

　ちくワンは、日奈久出身のお笑いタレント・ゴリけんさんが２０１５年に考案。名産の日奈久ちくわと犬を掛け合わせており、動画投稿サイトのユーチューブなどで人気を集めてきた。１１月２、３日に催された「ゆるバース」では、インターネットや現地での投票で４万６５７０票を獲得。出場した全国約１５０のキャラの中でトップとなった。

　同２９日にちくワンとともに市役所を訪れたゴリけんさんは「ちくワンを通じて日奈久、そして八代を盛り上げたい」と抱負を語った。認定証を手渡した中村博生市長は「優勝して大変うれしく思う。連携を取りながら八代のためにどう生かせるか考えていきたい」と述べた。

　県勢は、前身のイベント「ゆるキャラグランプリ」で２０１１年に「くまモン」が優勝。同市では今後、２体のコラボも期待される。