米海兵隊１等兵の１９歳を強盗致傷容疑で那覇地検に書類送検…万引き呼び止めた警備員に暴行疑い

浦添の地図

　沖縄県浦添市のリサイクルショップで衣類を盗み、呼び止めた警備員（４０歳代）に暴行してけがを負わせたとして、県警は２日、同市の米軍牧港補給地区（キャンプ・キンザー）所属の海兵隊１等兵の男（１９）を強盗致傷容疑で那覇地検に書類送検した。男の身柄は米軍の管理下にあり、容疑を認めているという。

　発表によると、男は１１月２日午後０時４５分頃から同１時半頃までの間、同市のリサイクルショップの試着室で持参したバッグにスラックス１着（販売価格約６４００円）を入れて盗んだ。さらに、試着室から出てきたところを呼び止めた警備員に太ももを蹴るなどの暴行を加え、全治約４週間のけがを負わせた疑い。

　県警は防犯カメラの画像などを精査するとともに、米軍と連携して捜査を進めていた。