フォロワー９６万人の台湾チアダンサー、Ｂ１秋田戦に登場「バスケ熱にびっくり」…モデルでも活動

「台湾フェスティバル」として行われたＢリーグ１部の秋田対滋賀戦にゲスト出演し、会場を盛り上げる台湾プロ野球チーム「中信兄弟」のチアダンサーのチュンチュンさん（１日、秋田市で）＝片岡航希撮影

　秋田市で１日に行われたプロバスケットボールＢリーグ１部（Ｂ１）の秋田ノーザンハピネッツ―滋賀レイクス戦に、台湾プロ野球チーム「中信兄弟」のチアダンサー、峮峮（チュンチュン）さんがゲスト出演した。

　この一戦は、台湾代表経験のある選手が両チームに在籍していることから、「台湾フェスティバル」として行われた。峮峮さんはモデルとしても活動し、インスタグラムのフォロワーが９６万人を超える人気者。試合前のトークショーで「秋田は初めて。Ｇｏハピネッツ」と日本語でエールを送り、試合の合間にはダンスを披露するなど、今季最多の５０４０人が詰めかけた会場を盛り上げた。

　試合後は、「秋田は台湾と比べるととても寒いけど、皆さんのバスケ熱にびっくりした」と振り返った。試合は７７―７３で秋田が勝利した。

　チアダンサーが台湾の野球人気上昇に貢献している部分もあり、近年は日本でもＳＮＳで注目を集めている。先月行われた野球の国際大会「ラグザス　プレミア１２」では、決勝で台湾が日本代表「侍ジャパン」を４―０で破り初優勝した。自費で東京ドームへ応援に訪れていたという峮峮さんは、「台湾はチアも観客も踊りながら応援するが、みんなで一緒に応援歌を合唱する日本の応援は迫力があった。これからさらに日本と台湾の交流が深まるような活動をしていけたらうれしい」と今後の活躍を見据えていた。