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北海道警の「違法な捜査」訴えた訴訟、道警側に賠償命令…監禁容疑女性の「被疑者ノート」点検

読売新聞 / 2024年12月3日 13時31分

札幌地裁

 2021年に実子への監禁容疑で北海道警に逮捕され、後に不起訴(嫌疑不十分)となった20歳代女性と当時の弁護人が「違法な捜査が行われた」と訴え、道に計160万円の損害賠償を求めた訴訟で、札幌地裁(布施雄士裁判長)は3日、道に計25万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

 訴状で原告側は、黙秘権を行使する女性に対し、取調官が執拗しつように供述を迫ったと主張。さらに留置場でも、弁護人のアドバイスなどを書き留めた「被疑者ノート」を点検したり、補修を理由にノートを持ち去ったりして女性と弁護人の「接見交通権」などを侵害したと訴えていた。

 今回の訴訟は、地裁が道警による取り調べの録音・録画の記録提出を命じ、その一部が法廷で再生される異例の経緯をたどっていた。

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