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箱根駅伝の走者は何人まで当日変更できるか?上限人数は…前回は2日間で80人以上が入れ替え

読売新聞 / 2025年1月1日 12時1分

第100回大会往路で大手町を一斉にスタートするランナーたち(2024年1月2日)

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)の区間エントリーが昨年12月29日に発表された。だが、これでメンバーが確定したわけではない。レース当日に走者を変更できるルールがある。

 例年、12月10日に「チームエントリー」が行われ、各校16人以内の選手が登録される。年末の同29日には「区間エントリー」が発表され、1区から10区までの正選手と補欠6人以内が発表される。

 そして大会を迎える。往路、復路ともレース当日の朝に、正選手と補欠の交代のみが認められている。具体的には、スタート時刻(午前8時)の1時間10分前にメンバー変更が受け付け、発表される。すでに区間配置された正選手同士の入れ替えはできない。

 例えば、発表済の「区間エントリー」で、2区の選手を補欠の選手と入れ替えることはできるが、2区の選手と5区の選手の入れ替えはできない。交代は往路、復路合わせて6人までで、1日では4人が上限となる。

 当日入れ替えのルールにより、選手の体調やコンディションをぎりぎりまで見極めることができるが、他校の出方を見て戦略を練り直したりするため、あえて主力を補欠に回すチームも多い。補欠に回した主力選手を当日に勝負区間に投入するなど、学校間の駆け引きも色濃く反映される。

 記念大会で出場チームが増えて23チームだった前回の第100回大会では、往路で39人、復路で45人、計84人の当日変更があった。区間で見ると7区の17人が最多で、以下4区の14人、8区の11人、3区の10人と続いた。山登り、山下りの「特殊区間」と言われる5区と6区はともに当日変更は3人だった。

 変更できる選手数の上限が4人から6人に増えたのは第97回大会から。留学生のエントリーは2人以内で、実際に出場できるのは1人まで。(デジタル編集部)

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