消防本部の総務課長、１８歳女性に自作の１万円札１０枚をホテルで渡した疑いで逮捕

茨城県警察本部

　ＳＮＳで知り合った若い女性に自作した偽の１万円札を渡していたとして、茨城県石岡市消防本部の総務課長で５０歳代の男が、偽造通貨行使容疑で県警に逮捕された。逮捕は１１月２６日。

　関係者によると、男は昨年夏頃、県内のホテルで、ＳＮＳで知り合った当時１８歳の女性に偽の１万円札１０枚を渡した疑いが持たれている。偽札に気づいた女性が、県南地域の警察署に相談し、県警が捜査していた。

　同市消防本部が管轄する石岡消防署では今年４～７月にも、勤務時間中に同僚の財布から現金を盗んだとして男性士長が停職６か月の懲戒処分となっていた。

　県内では他にも、ひたちなか・東海広域事務組合消防本部（ひたちなか市）で、男性副士長が複数の女性職員にセクハラをしたとして先月末に停職３か月の懲戒処分となるなど、消防組織の信頼を揺るがす不祥事が相次いでいる。