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北朝鮮へ米国から武器を密輸した疑い、中国籍の男を訴追…「北の高官に指示された」

読売新聞 / 2024年12月4日 3時57分

中国籍の男が北朝鮮に輸出したとみられる武器(米司法省提供)

 【ロサンゼルス=後藤香代】米司法省は3日、米国から北朝鮮に武器を輸出したとして、米国在住の中国籍の男(41)を国際緊急経済権限法違反の疑いで訴追したと発表した。

 訴状によると、男は少なくとも2023年10月と12月の2回にわたり、米西部カリフォルニア州の港から、香港経由で銃器や弾薬を北朝鮮に密輸した疑い。司法省は複数の共謀者がいたとみている。男は2012年に学生ビザで米国に入国し、ビザの有効期限が切れた状態で不法滞在していた。

 男は容疑を認めており、取り調べに「渡米前に中国で北朝鮮政府高官に会い、北朝鮮政府の代理として物品調達を行うよう指示された」と供述している。武器は南部テキサス州で購入し、その費用として北朝鮮政府高官から200万ドルを受け取ったことも認めている。

 国際緊急経済権限法は、米国の安全保障に脅威を与える相手との取引を禁じる連邦法で、違反者には最長20年の禁錮刑が科される。

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