箱根路で最も小差の総合優勝は…217キロ余を走ってわずか21秒差
読売新聞 / 2024年12月16日 12時54分
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が2025年1月2、3日に行われる。
長い歴史の中で、2位と最も小差で総合優勝をつかんだのは2011年、87回大会の早稲田大だ。往路で2位につけると、3連覇を狙った東洋大を6区で逆転し、最後は21秒差で振り切った。1、2位のタイム差としては、この大会の「21秒」が、史上最小。10区間計217キロ余りのレースが、距離換算すれば100メート余りの差で決着する大激戦だった。早稲田の総合優勝は18年ぶりで、期待のルーキー、大迫傑選手が箱根デビュー、1区で区間賞を取っている。
これに次ぐのが、47回大会(1971年)だ。9区を終えて3番手だった日本体育大が、最終10区で2チームを追い抜き、総合3連覇を飾った。この時の日本体育大と2位順天堂大の「23秒差」は、第1回大会(1920年)を制した東京高等師範(現在の筑波大)と2位明治大との「25秒差」をしのぐ僅差だった。
一方、最大のタイム差がついたのは、19回大会(1938年)だ。当時初の4連覇を達成した日本大と2位専修大との差は「37分59秒」と記録されている。ただし、この大会では、2番手でゴールした明治大が出場選手の資格を巡って失格となったため、専修大が2位に繰り上がって大差が生じた。
直近の5大会で最小差だったのは97回大会。10区で駒沢大が創価大を逆転して総合優勝する接戦で、両チームのタイム差は「52秒」だった。(デジタル編集部)
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