元代表の南葛ＳＣ・稲本潤一、今季限りの現役引退発表…日韓Ｗ杯では日本を初勝利に導くゴール

　サッカー元日本代表で、関東１部リーグ・南葛ＳＣのＭＦ稲本潤一（４５）が４日、今季限りで現役を引退することを発表した。

　稲本は１９９７年に、育成組織から育ったＧ大阪でプロデビュー。２００１年にイングランド・プレミアリーグのアーセナルに移籍し、トルコやドイツ、フランスでプレー。１０年に日本に戻り、川崎、札幌などを経て、２２年から南葛ＳＣに在籍していた。

　日本代表では０２年のＷ杯日韓大会ではロシア戦で日本を初勝利に導くゴールを挙げ、決勝トーナメント進出に貢献。計３度のＷ杯に出場するなど、代表通算８２試合で５得点を挙げた。

　稲本はクラブを通じ、「南葛ＳＣという素晴らしいクラブでキャリアの最後を迎えることができることを、大変誇りに思っています」とコメントした。