「関係改善の機運がしぼみかねない重大局面」…韓国の戒厳令で日本政府が危機感
読売新聞 / 2024年12月4日 18時28分
日本政府は、戒厳令に伴う韓国政界の混乱を受け、
首相は4日の参院代表質問で、「他国の内政へのコメントは差し控える」としつつ、「重大な関心を持って事態を注視している」と述べた。
10月に尹大統領と初会談した首相は、来年の国交正常化60周年に向けた関係強化の一環として年明けの訪韓を調整していた。首脳の相互往来「シャトル外交」を活性化する狙いがあったが、外務省幹部は4日、「しばらく(韓国との)外交は難しいだろう」と述べ、見直しの可能性を示唆した。
一方、日韓議員連盟の会長を務める自民党の菅義偉・元首相は4日、今月中旬の訪韓を中止する方針を固めた。訪問時に尹氏と会談する予定だった。
尹氏は2022年5月の就任後、元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟問題の解決策をまとめた。安全保障面や経済面などでも両国の協力関係の強化に努めてきただけに、日本政府は「関係改善の機運がしぼみかねない重大局面」(政府関係者)とみて今後の動向を注視している。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1韓国で44年ぶり「非常戒厳」→解除 福岡で不安の声「きょうしか行けない」「家があるので」
FBS福岡放送ニュース / 2024年12月4日 18時6分
-
2韓国戒厳令、情報源はYouTubeやBBC...日本メディアの扱い少なすぎに嘆きの声
J-CASTニュース / 2024年12月4日 14時36分
-
3参院政倫審、23人が非公開希望=野党「非常に遺憾」
時事通信 / 2024年12月4日 20時1分
-
4「死の砂漠」230haを緑地と農場に…中村哲さん殺害から5年、現地住民の感謝は消えず
読売新聞 / 2024年12月4日 9時45分
-
5地位協定改定、同盟持続性から検討=石破首相「党で議論し成案得る」―参院代表質問
時事通信 / 2024年12月4日 17時57分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください