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シリア難民を受け入れたドイツ、数千人が街頭でアサド政権崩壊祝う…首相「終幕は朗報だ」

読売新聞 / 2024年12月9日 10時17分

 【ベルリン=工藤彩香、ロンドン=蒔田一彦】ドイツのショルツ首相は8日、「アサド(大統領)は自国民を残酷に弾圧し、数え切れない人命を奪った。シリア支配の終幕は朗報だ」との声明を出した。ドイツは、メルケル前政権下で大量のシリア難民を受け入れた。公共放送ARDによると、ベルリンでは8日、数千人のシリア系住民らが街頭に繰り出し、アサド政権の崩壊を祝った。

 英国のスターマー首相は8日、「彼(アサド氏)が立ち去ったことを歓迎する」との声明を出し、「地域のパートナー国と協議し、状況を注視している」とした。スターマー氏は8日からアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアを訪問する予定で、シリア情勢の対応も協議するとみられる。

 ロシアによる侵略を受けるウクライナ外務省は8日の声明で、アサド政権の崩壊について、「(ウクライナとシリアの)二つの戦線では戦えず、ウクライナ侵略の継続のため最も親しい同盟国を見捨てたプーチン政権の弱さを示した」と指摘した。

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