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箱根駅伝「トークバトル」開催…国学院大・前田監督「後半勝負」、青学大・原監督「攻めのレースを」

読売新聞 / 2024年12月10日 21時47分

各大学の監督が舌戦を繰り広げた「第101回箱根駅伝トークバトル」(10日)=青山謙太郎撮影

 前回上位校の監督らによる「トークバトル」が10日、都内で行われた。

 出雲、全日本を制して大学駅伝3冠に王手をかけ、箱根駅伝初制覇を狙う国学院大の前田康弘監督は「5区平林(清澄)で攻撃します」と大胆プランをほのめかして、ライバル校をけん制。「往路をしっかり粘り、後半勝負に持っていきたい」と、厚い選手層を生かした復路逆転の構想を示した。

 一方、前回優勝の青学大・原晋監督は「前半から主力級を並べて、攻めのレースをしたい」と語り、2区に前回区間賞の黒田朝日(3年)の投入を明言。恒例の作戦名は「あいたいね大作戦」を掲げ、「(ゴールの)大手町で2年連続8度目の優勝を目指して、皆さんと会いたい」と意気込んだ。

 2年ぶりの箱根路制覇を目指す駒大の藤田敦史監督は「前回力負けしたリベンジということで、挑戦者として思い切ったレースをしたい」と宣言。故障で出雲、全日本を回避した主軸の佐藤圭汰(3年)については「(箱根に)十分間に合うぐらいのレベルに戻っている」との見解を示した。

 前回過去最高の3位に躍進した城西大の櫛部静二監督は「目標は4位。できれば(国学院大、青学大、駒大の)3強超え」と掲げ、序盤から主力を並べる先手必勝のプランを示した。東洋大の酒井俊幸監督は前回の4位以上を目標とし、「『その1秒をけずりだせ』のチームスピリッツを体現できる走りを目指したい」と語った。

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