1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

ドラマでは警察と協力、実際は「一緒に捜査しません」…解剖医が語る意外な実態

読売新聞 / 2024年12月11日 16時18分

解剖医の業務を説明する西尾主任教授(神戸市中央区で)

 解剖医の業務を伝える公開講座が、神戸市中央区の兵庫医科大神戸キャンパスで開かれた。年間約200体の遺体を解剖している同大学法医学教室の西尾元・主任教授が講師を務め、約90人が聞き入った。

 ドラマでは解剖医が警察と協力して事件を解決するシーンが描かれるが、西尾教授は「実際は一緒に捜査を行うことはない」と説明。同教室では犯罪によって死亡した人の解剖は年に数件で、多くは死因のわからない遺体でそのうち約半数が一人暮らしだといい、「自分が亡くなったときに解剖されないためには、社会との接点を作っておくことが重要だ」と呼びかけた。

 受講した同市東灘区の団体職員の男性(62)は「事件にかかわる遺体の扱いが少ないのは意外だった。家族を含めて孤独死に気をつけたい」と話していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください