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防衛財源の確保へ、「法人・たばこ」増税は26年4月開始で調整…所得税は翌年1月

読売新聞 / 2024年12月11日 15時0分

首相官邸

 政府・与党は、防衛財源を確保する増税について、法人、たばこの2税を2026年4月から、所得税を27年1月からそれぞれ始める方向で調整に入った。法人税と所得税は、それぞれ税額に一定割合の上乗せをする「防衛特別法人税」と「防衛特別所得税」を新設する。自民、公明両党の税制調査会で協議し、年内に決定する25年度与党税制改正大綱に明記することを目指す。

 法人税は、26年4月1日以降に始まる事業年度から、法人税額から500万円を引いた上で、4%を上乗せする。中小企業などに配慮し、税額500万円以下の場合は対象外とする。

 所得税は27年1月から、所得税額に1%を上乗せする。東日本大震災の復興財源に充てるため税額に2・1%が上乗せされている「復興特別所得税」の税率を1%引き下げ、税負担が増えないようにする。

 たばこ税は、まず26年4月から加熱式たばこと紙巻きたばこの税負担の差を解消する。27年4月、28年4月、29年4月の3段階で、それぞれ1本あたり0・5円ずつ引き上げる。

 ただ、国民民主党は防衛増税に反対しており、3党の協議で増税案が見直される可能性もある。

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