1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

静岡大学長の統合再編「リセット」発言、浜松医大次期学長は「白紙撤回は受け付けられない」

読売新聞 / 2024年12月15日 13時0分

記者会見する渡辺氏(11日、浜松市中央区で)

 浜松医科大の次期学長に選出された副学長で教育・研究担当理事の渡辺裕司氏は11日、記者会見を開き、静岡大との統合再編について「大学同士が機関決定した合意は重い」と述べ、両大の合意通りに協議を進める意向を明らかにした。静大の日詰一幸学長は合意を事実上白紙にする考えを表明したが、「白紙撤回は受け付けられない」と再考を求める考えを示した。

 両大は2019年、一つの法人に統合して静岡、浜松にそれぞれ大学を新設する「1法人2大学」案で合意した。渡辺氏は合意通りの統合再編について「大学が生き残るための非常にいい選択肢。分断ではなく、双方の強みを発揮できる」と意義を説明した。

 静大の日詰学長は10月、合意書を「今年度内をめどにリセットする」と発言している。渡辺氏は日詰学長について「信頼関係が完全にこじれたとは認識していない」と強調し、「発言の真意を確認したい」と述べるにとどめた。

 渡辺氏は三島市出身で北海道大医学部卒。浜松医大の病院に医師として勤務したあと、教授などを務めた。学長の任期は来年4月から6年間。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください