尹大統領「偽りの扇動で弾劾を急ぐ理由はただ一つだ」「野党代表の有罪判決が迫り、回避しようとしている」
読売新聞 / 2024年12月12日 12時43分
韓国の尹大統領の談話要旨
昨年下半期、選挙管理委員会に北朝鮮のハッキング攻撃があった。(韓国の情報機関)国家情報院が情報流出と電算システムの安全性を点検しようとした。選挙管理委員会は頑強に拒否した。選管委の大規模採用不正事件が起こり、システム機器全体のほんの一部だけの点検にしたが状況は深刻だった。国情院職員がハッキングを試みるといくらでもデータ操作が可能でありファイアウォールも事実上ないも同然だった。国情院の報告を受け衝撃を受けた。選管は司法府関係者が委員を務めているため、令状による家宅捜索や強制捜査は事実上不可能だ。24年4月の総選挙を前に問題の改善を要求したが、改善されたかどうかはわからない。それで今回、国防相に選管委の電算システムを点検するよう指示した。
最近、巨大野党の共に民主党が自分たちの不正を捜査して監査するソウル中央地検長と検事、監査院長を
巨大野党が偽りの扇動で弾劾を急ぐ理由はただ一つだ。巨大野党代表の有罪判決が迫り、大統領弾劾を通じてこれを回避し、早期大統領選挙を行うということだ。これこそ国憲を乱す行為ではないか。
私を弾劾しようが、捜査しようが、堂々と立ち向かう。大統領の非常戒厳宣言権の行使は、赦免権の行使、外交権の行使といった司法審査の対象にならない統治行為だ。野党は私を重犯罪者と責め立て、すぐにも大統領職から引きずり下ろそうとしている。私は最後まで戦う。国政を正常化するため、大統領の法的権限で行使した非常戒厳措置は大統領の高度な政治的判断だ。これが司法府の判例と憲法学界の多数意見だ。
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