1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

作曲家の間宮芳生さん死去、日本民謡集で高評価…「火垂るの墓」「竜馬がゆく」でも活躍

読売新聞 / 2024年12月12日 19時4分

作曲家の間宮芳生さん(1999年6月)

 戦後日本の音楽界をリードした作曲家の間宮芳生(まみや・みちお)さんが11日、肺炎で死去した。95歳だった。告別式は18日午前11時30分から東京都目黒区下目黒3の19の1羅漢会館。喪主は長女、えまりさん。

 北海道生まれ。東京音楽学校(現・東京芸術大)で池内友次郎に師事した。1953年に外山雄三、林光の3人で作曲家グループ「山羊やぎの会」を結成。早くから民謡を基に新たな音楽的語法の構築に取り組み、囃子詞はやしことばを素材にした「合唱のためのコンポジション」シリーズや「日本民謡集」は高く評価された。

 前衛的作風で国際的名声を得た後、アフリカ、北欧などの民族音楽やジャズにも関心を広げ、独自の表現世界を確立。ピアノ協奏曲などの管弦楽作品や弦楽四重奏曲ほかの室内楽作品、オペラ「鳴神なるかみ」「ポポイ」など多くの作品を手がけた。アニメ映画「火垂ほたるの墓」、NHK大河ドラマ「竜馬がゆく」など幅広いジャンルで活躍した。

 92年に紫綬褒章、99年に勲四等旭日小綬章。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください