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ハチやアリのように「女王」「ワーカー」などが集団生活、珍しいデバネズミの展示開始…埼玉県こども動物自然公園

読売新聞 / 2024年12月21日 13時36分

展示が始まったダマラランドデバネズミ(埼玉県こども動物自然公園提供)

 埼玉県東松山市の県こども動物自然公園は10日、ネズミと同じげっ歯目で、アフリカ南部に生息している「ダマラランドデバネズミ」の展示を始めた。国内で見ることができるのは、同園と熊本市動植物園の2か所だけだという。

 ダマラランドデバネズミは、体長20センチ前後で、茶褐色の体毛と頭部の白い模様が特徴。ハチやアリなどと同様に、繁殖を担う「女王」と「王」、トンネルを掘ったり餌を集めたりする「ワーカー」などの役割を分担して集団で生活する。

 11月7日に熊本大学から4匹を受け入れた。小動物を集めた施設「ecoハウチュー」で、雌雄2組のペアにして飼育している。担当者は「同じデバネズミ科のハダカデバネズミも展示しているので、違いを見比べてみて」と来園を呼びかけている。

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