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大和ハウスが来春から「67歳定年」、65歳も選択可能…社長「残ってもらうことは非常に大きい」

読売新聞 / 2024年12月14日 8時45分

大和ハウス工業(大阪市北区)

 大和ハウス工業は13日、来年4月から社員の定年を2年延ばして67歳とし、65歳と選択できる人事制度を導入すると発表した。意欲のあるシニア世代が長く働ける環境を整えることで、人手不足の緩和を図る。

 大和ハウスは2013年に定年を60歳から65歳に延長し、15年には定年後、原則70歳を上限に嘱託として再雇用する制度を導入した。現在は65歳に達した社員のうち、5割強が再雇用を希望する一方、賞与が定年前の5~6割となるなど待遇面で差があった。

 芳井敬一社長は13日の記者会見で「(シニアには)まだまだ意欲のある人は多く、年齢で切ってしまうのは平等ではない。今は即戦力の採用が難しく、残ってもらうことは非常に大きい」と話した。

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