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ノーベル授賞式出席の朝長医師、帰国後初の講演で「核廃絶に向け国境を超えて連帯が必要」

読売新聞 / 2024年12月15日 8時45分

ノーベル平和賞授賞式の感想などを語る朝長万左男さん(14日午後、福岡市・天神で)

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞の授賞式に出席した長崎の被爆医師、朝長万左男ともながまさおさん(81)が14日、帰国後初めて福岡市で講演し、ノルウェー・オスロでの経験を市民らに語った。

 被団協代表委員の田中熙巳てるみさん(92)の講演などが行われた授賞式について、「素晴らしかった。被爆者が苦痛を味わった原爆のことを繰り返し語るのは、『このままでは人類の未来が危ない』ということに尽きると感じた」と話した。

 現地の若者と交流したことにも触れ、「『核兵器廃絶の実現に向けた責任がある』と伝えると素直に受け止めてくれた。若者世代が国境を超えて連帯することが必要だ」と訴えた。

 日赤長崎原爆病院名誉院長の朝長さんは、原爆の放射線被害に関する専門家として授賞式に招待された。ノーベル研究所が式翌日に開いたフォーラムでは原爆が人体にもたらす影響について説明した。

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