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ジャイアンツタウンの未来語り合う、高橋由伸さん「稲城の象徴に」…球場周辺に欲しいのは「アウトレット」

読売新聞 / 2024年12月16日 14時6分

会場の参加者と記念撮影する(左から)高橋由伸さん、鮫島教授、宮本さん、高橋勝浩市長、元木さん(15日、稲城市で)

 東京都稲城市南山地区で建設が進む「TOKYO GIANTS TOWN」(東京ジャイアンツタウン)をテーマにしたシンポジウムが15日、同市立中央公民館ホールで開かれた。「『TOKYO GIANTS TOWN』を地域の力に!~行こう、最高の未来へ。~」と題し、巨人のOBらがジャイアンツタウンへの期待などを語り合った。

 市や読売新聞社などが主催した。「スポーツ×観光まちづくり」をテーマとした午後の部には約260人が参加した。

 駒沢女子大観光文化学類の鮫島卓教授が基調講演に立ち、来年3月1日に先行開業する新ファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」に関連し、米国では球場を「ボールパーク」と呼ぶことを説明。「住民に開かれ、まちと一体化することで、地域ブランドの向上にもつながる」と強調した。

 続いて、読売ジャイアンツ女子チームの宮本和知監督や元木大介・ジャイアンツアカデミー校長、高橋由伸・元巨人軍監督らによるパネルディスカッションが行われた。

 巨人の選手としても活躍した3人はファームでの思い出などを語った後、球場周辺にあると良いものを問われ、「人が集まってくる場所には飲食」(宮本さん)、「渋滞をなくすために道を作って」(元木さん)、「アウトレット。都心からも近いし、昼は野球を見て、夕方から買い物もいいのでは」(高橋さん)などと提案。3人は最後に「稲城の象徴がジャイアンツタウンになるように盛り上げてほしい」(高橋さん)などと呼びかけて、締めくくった。

 大の巨人ファンだという同市の会社員男性(44)は「小さい頃から見ていた人たちで、感動した。新球場ができることの意義も学べました」と話していた。

 一方、「野球選手と夢の実現」をテーマにした午前の部では、巨人の伊藤優輔、喜多隆介、ジャイアンツ女子の相見菜月、伊藤春捺の4選手がトークショーを行った。約180人が参加し、地元の少年野球チーム仲間と参加した同市の小学5年の男児(11)は「選手の話が直接聞けてよかった」と喜んでいた。

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