予選会2位通過の専修大、2年ぶり箱根路へ上り調子…ケニア出身のダンカン・マイナらが柱
読売新聞 / 2024年12月16日 13時31分
来年1月2、3日の第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)に向け、選手たちの調整は最終段階に入った。東京・大手町の読売新聞社前から神奈川・芦ノ湖までの往復10区間、217・1キロをタスキでつなぐ21チームを紹介する。
専修大は前回の予選会で、体調不良者が出るなどし18位に沈んで4年連続出場を逃した。創部100周年となる今年は、夏場の準備が奏功して他チームが暑さに苦しんだ予選会で2位。たくましく成長した姿に長谷川淳監督は「チームとして勢いに乗っている」と手応えを示す。
予選会で個人3位となったケニア出身のダンカン・マイナ(1年)、同21位の新井友裕(3年)、同26位の上山詩樹(2年)が、3本柱となる。他に突出した選手はいなくとも、指揮官は「タイムには表れないロード適性の高い選手が多くいる」。集団から離れた展開も想定し、単独走の練習にも注力するなど着々と準備を進めている。
理想の一つが上位集団に食らいつき、シード権確保を狙うレース運びだ。1年時に4区19位だった雪辱を期す新井は「予選に比べ、本大会のスピードは桁違い。チーム全体として前半から速いスピードで入ることを意識したい」と決意を新たにする。攻めた走りを貫いて、今季の勢いを加速させたいところだ。(大舘司)
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