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駐日大使にジョージ・グラス氏、トランプ氏「米国第一を貫くだろう」…長男夫妻が日本と接点か

読売新聞 / 2024年12月17日 18時18分

 【ウェストパームビーチ(米フロリダ州)=阿部真司】米国のトランプ次期大統領は16日、新政権の駐日大使に、第1次政権で駐ポルトガル大使を務めた実業家ジョージ・グラス氏を起用すると発表した。トランプ氏の大口の献金者として知られ、今年の大統領選でも資金調達を通じて返り咲きに貢献した。

 グラス氏は1989年にオレゴン大を卒業後、投資銀行などを経営した。金融や科学技術に詳しいとされる。トランプ氏はSNSで「ビジネスセンスを大使職でも発揮し、常に米国第一の立場を貫くだろう」と強調した。上院で承認されれば正式に就任が決まり、日本に赴任する。

 米メディアなどによると、2016年大統領選では当初、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事を支持したものの、途中でトランプ氏の支援に回ったという。

 日本との直接の接点は明らかになっていないが、17年にグラス氏が発表した声明では、長男夫妻が日本に住んでいると紹介されている。

 一方で、中国への警戒感は強い。17~21年の駐ポルトガル大使在任中、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を巡り、安全保障上の観点から同社と契約しないようポルトガル政府に迫った。

 現在のラーム・エマニュエル駐日大使は、新政権発足に伴い近く退任する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏が就任する来年1月20日を待たずに日本を離れるという。

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