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目覚まし時計だけじゃない? お寺の鐘で鳥の鳴き声で…毎朝の目覚めの方法は?

読売新聞 / 2024年12月18日 17時30分

 任天堂の目覚まし時計が話題となっています。人気ゲームの音楽で目覚める朝は楽しそうです。読売新聞朝刊の投書欄「気流」には目覚まし時計に関する投書がこれまで寄せられてきました。記者の心に刺さった投書を紹介する「ササる投書」、今回のテーマは「目覚まし時計」です。(※投稿者の年齢や職業などは掲載当時。紙面では実名で掲載)

心配性、いつも三つをセット

 私は目覚まし時計を三つ、セットしてから眠る。

 最初に鳴るのはデジタル腕時計で、音が大きくないので枕元に置いてないと聞こえにくい。次は小型だが音は大きめの目覚まし時計。最後は普通の目覚ましが鳴る。

 大抵はデジタルで目が覚めるから、朝が苦手というわけではない。電池切れや故障により仕事に遅刻したら困るからで、ただの心配性だと思っている。

 でも休日は目覚ましがなくても同じ頃、自然に目が覚める。不思議だ。(46歳・会社員=福島県、2020年6月7日掲載)

近所から「ゴーン」、心地よく起床

 近所にあるお寺の鐘を目覚まし時計の代わりにしている。

郊外の団地に住んでいるが、15年くらい前から、毎朝7時に少し離れたところにあるお寺の鐘が鳴るようになった。「ゴーン」という音が寝室にも聞こえてきて、心地よく起床することができる。

 鐘をついているのは修行僧の方々だと聞いた。日によって音色が違うので、「今朝はどんな人が鐘をついているのかな」と想像を巡らせるのも楽しい。そのうち、頭がシャキッとしてくる。「今日も頑張るぞ」とガバッと起きあがり、私の一日は始まる。(72歳・無職=青森県、2012年3月4日掲載)

ふとんの中で感じるヒナの成長

 5月に入って、つがいのムクドリが我が家の中2階の雨戸の戸袋に、せっせと枯れ草を運び、巣作りを始めたのに気付きました。

 細いすき間からどうやって入るのだろうと不思議でしたが、何度も何度も運び入れている姿を見て、しばらくの間、雨戸を開けるのをやめ、巣作りに協力することにしました。 そのうち、卵を7個産み、5月13日ごろだったでしょうか、ヒナがかえったようです。朝5時ごろ、親鳥がえさを運んでくると、小さなかわいいヒナの鳴き声がいっせいに聞こえてきました。

 その声も日に日に大きくなり、ヒナが確実に成長している様子がわかります。大雨の日でも、何度もえさを運んでいるムクドリの姿には感心させられます。最近は、親鳥がえさを運んでいる気配をふとんの中で感じながら、もうそろそろ起きようかなと、目覚まし時計代わりにしています。

 でも、しばらくすると、ヒナが成長して飛び立っていくのだと思うと、ちょっとさびしい気がします。(48歳・主婦=神奈川県、1998年6月2日掲載)

担当記者から

 スマートフォンのアラーム機能で起床することが増えました。画面を見て、メールをチェックしていると自然と目が覚めます。でも時々、昔の目覚まし時計なら画面を見ないので二度寝が出来るのに、と思う自分がいます。(田渕)

 「ササる投書」を随時掲載します。次回もお楽しみに!

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