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帯状疱疹ワクチン、65歳対象の「定期接種」に…66歳以上には経過措置

読売新聞 / 2024年12月18日 21時8分

厚生労働省

 厚生労働省は18日、帯状疱疹ほうしんを予防するワクチンについて、来年4月、公費で補助する「定期接種」とすることを決めた。原則65歳が対象だが、65歳を超えた人は2029年度までの5年間に接種機会を設ける。

 帯状疱疹は、幼い頃に感染した水ぼうそうウイルスが原因となる。加齢や疲労などの免疫低下で発症、ピリピリした痛みや水ぶくれを伴う発疹を招く。発症のピークとなる70歳代になると慢性の神経痛を起こす割合が高まる。

 定期接種化の方針は同日、厚労省の専門家部会で了承された。65歳と、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染で免疫が低下した60~64歳も対象とする。経過措置として5年間、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳での定期接種を認める。100歳を超えた人は来年度に実施する。

 ワクチンは2種類ある。弱毒化したウイルスを使う生ワクチンは1回、ウイルスの表面のたんぱく質を使う組み換えワクチンは2回の接種となる。

 現在は、高齢者らが任意で接種している。自治体独自の助成がない場合は全額自己負担で、生ワクチンは約8000円、組み換えワクチンは2回で計約4万4000円かかっている。

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