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「ソフトバンクGの投資を自慢、日本製鉄を軽蔑」…トランプ氏の対日姿勢「矛盾」と米WSJ指摘

読売新聞 / 2024年12月19日 19時0分

記者会見で15兆円投資を表明する孫氏(左)とトランプ氏(16日、米フロリダ州で)=ロイター

 【ニューヨーク=小林泰裕】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは17日付の社説で、米国のトランプ次期大統領の対日姿勢について「ソフトバンクグループ(SBG)の投資を自慢する一方で、日本製鉄を軽蔑けいべつしている」と矛盾を指摘した。

 トランプ氏は16日、SBGの孫正義会長兼社長と共同で記者会見し、SBGが今後5年間で米国に1000億ドル(約15兆円)を投資し、10万人の雇用を生み出すとの方針を歓迎した。一方、日鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画には反対している。

 同紙は「トランプ氏が日本を重視しているなら、バイデン大統領が阻止しようとも、日鉄の買収を承認してはどうか」と指摘した。

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