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日本海側を中心に大雪の恐れ、予想される24時間降雪量は新潟70センチ・関東甲信50センチ

読売新聞 / 2024年12月20日 20時22分

気象庁

 強い冬型の気圧配置により22~23日頃にかけ、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる所があるとして気象庁は20日、交通障害に注意・警戒するよう呼びかけた。電線や樹木への着雪、なだれへの注意も必要という。一方、国土交通省も同日、冬用タイヤの装着、チェーンの携行や早めの装着の徹底、スコップなどの携行を呼びかける発表を行った。

 気象庁の発表によると、強い冬型の気圧配置により北日本から東日本の上空約5500メートルには氷点下33度以下の強い寒気が流れ込むという。

 予想される24時間降雪量は多い所で、21日午後6時から22日午後6時までで新潟県内70センチ、東北、関東甲信、東海、近畿、中国の各地方が50センチ。

 22日午後6時から23日午後6時では、東北と関東甲信地方、新潟県内で各70センチ、東海地方40センチ、近畿と中国地方が30センチと予想されている。

 その後も24日頃にかけて、冬型の気圧配置が続くため断続的に雪が降り、大雪が続く恐れがあるとしている。

 国交省は、降雪状況等により広範囲で高速道路とそれに並行する国道などが同時に通行止めとなる場合があるとして、広域迂回の実施や通行ルート見直しへの協力も呼びかけた。

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