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広島県警署長に13万円の飲食接待、プロ野球のチケットなど14万円分も受け取る…10年以上の付き合いで「断り切れなかった」

読売新聞 / 2024年12月21日 9時22分

広島県警察本部

 知人から頻繁に接待を受けていたとして、国家公安委員会は20日、広島県警福山東署の署長(警視正)を減給100分の10(3か月)の懲戒処分とした。県警の警視正が懲戒処分となるのは初めて。署長は「誘いを断り切れなかった。県警の信用を失墜させ、心より反省している」と話しているといい、同日付で警務部付に異動となった。

 県警の発表によると、署長は4~7月頃に13回にわたり、県内で知人から計約13万円の飲食接待を受け、自宅まで車で送ってもらったほか、プロ野球の観戦チケットやそうめん、マスクなど(計約14万円分)を受け取った。国家公務員倫理法では5000円を超える金額の飲食接待や物品贈与があった場合、3か月ごとに「贈与等報告書」を提出しなければならないが、行っていなかった。

 7月に県警に匿名の情報提供があり、発覚。署長は知人と10年以上の付き合いで、便宜供与はなかったという。県警の武田一志警務部長は「研修などを通じ、改めて規律の保持について徹底していく」とコメントした。

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