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カナダも少数与党、不信任案が可決される可能性…協力してきた野党第3党「トルドー首相は辞任すべきだ」

読売新聞 / 2024年12月21日 17時11分

カナダのトルドー首相

 【ニューヨーク=山本貴徳】カナダ連邦議会(下院)の野党第3党、新民主党は20日、トルドー首相の退陣を求める考えを表明した。少数与党のトルドー政権を支援してきた新民主党が方針転換したことで、来年1月下旬にも不信任案が可決される可能性が高まっている。

 ジャグミート・シン党首はX(旧ツイッター)で公表した書簡で、トルドー氏の社会保障政策や物価高騰対策を批判し、「首相は辞任すべきだ」と強調した。

 左派の新民主党とトルドー氏の自由党を合わせると、下院で過半数になる。これまで最大野党の保守党が不信任案を提出しても、同党の政策と隔たりがある新民主党は反対していた。

 ただ、最近の住宅価格の高騰などで自由党の支持率は保守党に引き離されている。16日には米国のトランプ次期大統領の関税政策を巡り、トルドー氏と意見が対立したクリスティア・フリーランド副首相兼財務相が辞任するなど首相の求心力は低下している。

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