縁石に衝突した車を放置、後続のトラックなど４台が衝突し３人搬送…運転していた男を事故不申告の容疑で逮捕

兵庫県警察本部

　乗用車の自損事故を警察に届け出なかったとして、兵庫県警高速隊は２２日、医師の男（４１）（神戸市須磨区）を道交法違反（事故不申告）容疑で逮捕した。

　発表では、男は２１日午前２時５５分頃、同県加古川市の加古川バイパス下り線で、乗用車を運転中に路肩の縁石などに衝突した事故を警察に届け出なかった疑い。この事故の約１時間後、放置された男の車に後続のトラックなど計４台が次々に衝突。３人が病院に搬送された。

　多重事故を受けて同隊が駆けつけた際、男は現場から立ち去っており、同日夕になって出頭。容疑を認めたうえで「酒を飲んでいた」と説明したという。