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完全復活へ、りくりゅう5年ぶりV…木原龍一「悔しい思い続いている」「乗り越えていく」

読売新聞 / 2024年12月22日 16時25分

ペアで優勝した三浦璃来(上)、木原龍一組のフリーの演技(22日)=武藤要撮影

 フィギュアスケートの全日本選手権は22日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、ペアのフリーは5年ぶりに出場した三浦璃来りく、木原龍一組(木下グループ)が138・17点でショートプログラム(SP)に続いて1位となり、合計212・33点で優勝を飾った。

 三浦、木原組は序盤の2人そろっての連続ジャンプでともにミスが出たが、その後は影響を感じさせず、高さのあるリフトやリンクを広く使った華麗な滑りで観客を魅了。木原は「冷静に、次(の要素)に集中できた」と語った。

 22~23年シーズンはグランプリ(GP)ファイナルや世界選手権などの主要国際大会を制した。ただ、昨季は木原が腰のけがに苦しみ、完全復活を期す今季はGPシリーズのNHK杯、今月のファイナルはともに2位だった。

 世界では若いペアが台頭し、32歳の木原は試合でジャンプなどにミスが続いていることに危機感を持つ。「練習では(納得できる演技が)できている。できているからこそ、(本番でも)乗り越えていかないとこれからは勝てない」。今月には、22年北京五輪のペアで金メダルを獲得した中国の隋文静が、新たなパートナーと組んで26年五輪出場を目指すことを表明した。

 来年3月の世界選手権(米ボストン)、その先の五輪へ――。厳しさを増す戦いを見据えて、木原は「悔しい思いが続いている。またハードなトレーニングをしていきたい」と語った。

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