トランプ氏の義理の娘、ララ・トランプ氏「上院議員候補から身を引く」…公職には依然意欲

ララ・トランプ氏＝ロイター

　【ワシントン＝池田慶太】米国のトランプ次期大統領の義理の娘ララ・トランプ氏は２１日、フロリダ州の上院議員を目指さない考えを表明した。次期政権の国務長官に指名されたマルコ・ルビオ上院議員の後任に名前が浮上していた。

　ララ氏はＳＮＳへの投稿で「熟慮を経て、上院議員候補から身を引くことを決めた」とした。公職には意欲を見せており、ＳＮＳでは来年１月に「大きな発表がある」と述べたが、詳細は明かさなかった。

　ララ氏はトランプ氏の息子のエリック氏と結婚しており、今年３月、共和党全国委員会の共同委員長に就任した。今月に共同委員長を辞任したことで上院議員を目指すとの臆測が出ていた。ルビオ氏の後任は、共和党のロン・デサンティス・フロリダ州知事によって選出される予定だ。