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日本体育大、分須尊紀ら4年生8人が箱根路メンバー入り…1500m学生日本一の中距離ランナーも

読売新聞 / 2024年12月23日 10時52分

日本体育大の分須尊紀

 来年1月2、3日の第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)に向け、選手たちの調整は最終段階に入った。東京・大手町の読売新聞社前から神奈川・芦ノ湖までの往復10区間、217・1キロをタスキでつなぐ21チームを紹介する。

 出場校では最長の連続77回目となる伝統校・日本体育大も、最後にシード権を手にしたのは総合4位だった2018年。以降は2桁順位と、苦戦が続いている。

 前回8区2位の分須尊紀主将、全日本6区6位の山口廉ら4年生の層が厚く、8人が登録された。「高校時代の実績もないし、タイムもあるわけじゃない。けれど4年間努力してやってきて、力をつけてメンバーを勝ち取っている」と、玉城良二監督の信頼は厚い。

 チームの中心を担う4年生に加え、5人がエントリーされた3年生の勢いも明るい材料だ。田島駿介が12月に1万メートルで学内歴代4位の28分11秒41をマークし、全日本2区8位の山崎丞、同1区で区間賞を獲得した平島龍斗も、それぞれ歴代5、6位の好記録で続き、好調をキープしている。

 中距離専門で、今年9月の日本学生対校選手権1500メートルを制した高村比呂飛ひろと(4年)もメンバーに入った。8月には多くの選手が1000キロ以上を走破。鍛え抜いたスタミナでシード権を目指す。(杉野謙太郎)

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