女性関係巡り不信任決議受けた岸和田市長、議会を解散…午後の記者会見で今後の対応など説明

不信任を受け、記者会見に臨む永野市長（２０日午後、岸和田市役所で）＝宇那木健一撮影

　女性関係を巡って大阪府岸和田市の市議会から不信任決議を受けた永野耕平市長（４６）が２４日午前、議会を解散した。４０日以内に市議選が行われることになる。永野氏は２４日午後に記者会見を開き、今後の対応などを説明する。

　市議会事務局によると、永野氏は同日午前、烏野隆生議長に解散を通知した。

　市議会では２０日、市政の混乱を招いたとして、永野氏に対する不信任決議が賛成多数で可決された。永野氏は３０日までに議会を解散しなければ、３１日に失職することになっていた。

　永野氏は性的関係を巡って女性から提訴され、１１月に永野氏が解決金５００万円を支払うことで和解した。

　永野氏は今月２０日の不信任決議後の記者会見で、「妻以外の人と交際関係にあり、これについては本当に申し訳なかった」と謝罪する一方、「性加害などは一切やっていない。不信任になるような話ではない」と語っていた。