発がん性の恐れある化学物質「PFAS」、水質基準の対象に…水道水の検査・改善が義務に
読売新聞 / 2024年12月24日 12時6分
環境省は24日、発がん性が指摘される化学物質「
PFASは水や油をはじく加工や、泡消火剤の材料などに使われてきた。国内での製造・輸入はすでに禁じられたが、分解されにくい性質から、土壌中などに残留しているとみられる。
国は2020年、体重50キロ・グラムの人が、毎日2リットルの水を飲んでも健康に影響がない濃度として、PFASの一種「
しかし、各地の水道水や河川、井戸水から検出が相次ぎ、国は今年、水質基準への引き上げの議論を開始。水道水からの検出状況について初の全国調査を実施し、20~23年度に14事業者で暫定目標値を超える濃度が検出されていたことが明らかになった。今年度は9月末時点でゼロだったが、残留するPFASが水源を汚染するリスクはあるため、国は水質基準に引き上げ、管理を強化する必要があると判断した。
水質基準の対象となると、自治体など水道事業者は、水道水中の濃度を調査し、基準を超過した場合は給水を止めたり、水質を改善したりする義務が生じる。環境省は来春をめどに、具体的な計画をとりまとめる。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1斎藤知事「年明けにも職員と意見交換の場を」就任後インタビューで語る あす百条委員会の最後の証人尋問に出頭へ
MBSニュース / 2024年12月24日 18時30分
-
2〝こたつクマ〟殺処分せずに人気のない山に放つ 福島・喜多方市「現場の判断」
産経ニュース / 2024年12月24日 17時53分
-
324年の出生数、初の70万人割れの見込み 有識者試算
毎日新聞 / 2024年12月24日 19時31分
-
4紀州のドン・ファン死亡、和歌山地検が控訴 元妻の無罪判決に不服
産経ニュース / 2024年12月24日 16時39分
-
5市議同士が口論、1人が相手を蹴る…栃木・足利市議会が年明けに政倫審開催へ
読売新聞 / 2024年12月24日 14時18分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください