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鹿児島の「かんぱち漬け丼」は水揚げ日本一のカンパチがたっぷり…ほどよい歯応えと、ほのかな甘みをどうぞ

読売新聞 / 2024年12月27日 9時39分

 ブリやヒラマサの仲間ながら、脂身にクセの少ないカンパチ。鹿児島県の錦江湾で養殖が盛んで、同県は水揚げ日本一を誇る。鮮度と安さを鹿児島市の繁華街で気軽に楽しめるのが「みなと食堂2号店」だ。

 錦江湾に面した鹿屋市の古江港にある漁協直営「みなと食堂」の2号店。港町の食を街なかにも届けようと2021年、対岸の天文館近くの商業施設にオープンした。

秘伝のタレに漬け、一晩寝かせる

 カンパチづくしのメニューが並ぶなかで、一番人気は「かんぱち漬け丼」(950円)だ。天然モノの稚魚から育てたカンパチを船上で神経締めして鮮度を保つ。

 ぷりぷりした食感の切り身を秘伝のタレに漬け、一晩寝かせる。配膳前にもう一度タレにくぐらせることでうま味が増すという。

 調理を担当する堂園英紀さん(54)は「タレは地元の甘いしょうゆがベースで、食堂に伝わるオリジナル。カンパチとの相性は抜群」と話す。

 白ご飯にのせる切り身は、歯応えのある背側と脂がのった腹側が半々。わさびを付けて、ご飯ごと頬張ると、ほどよい歯応えと、ほのかな甘みを感じた。

 カンパチの頭を煮込んだあら炊き、カンパチのあらを使ったみそ汁、香の物がつく定食は1100円。これでも十分にリーズナブルだが、水曜は定食やセットメニューは200円引き。味も価格も港のご当地感満載だ。

こちらもオススメ…ヒメアマエビのかき揚げ

 昼間は丼モノや定食目当ての客が多いが、夜は居酒屋として親しまれている。酒の(さかな)で絶品なのがヒメアマエビ。錦江湾の深海に生息し、透き通るようなピンク色が特徴だ。味が濃厚で、かき揚げは350円、唐揚げが600円。ぜいたくに使ったかき揚げ丼定食(1200円)もある。

 カウンター席もあり、1人で来店するビジネス客や女性客も珍しくない。

 ※税込み。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。

 国内外の総支局長が、日頃通っている店のおすすめメニューなど、地域の自慢の味を紹介します。

みなと食堂2号店

 鹿児島市泉町3の3 よかど鹿児島別館1F

 昼 午前11時~午後2時、

 夜 午後5時~9時。

 定休日は1月1日と毎月第2火曜日

 詳しくはウェブサイトで。

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