巨人に問題勃発...大勢とマルティネス、守護神はどちらを起用するか? 阿部慎之助監督の決断は
J-CASTニュース / 2024年12月24日 16時22分
ルーキーイヤーからセーブを重ねてきた巨人・大勢選手。来季は何回を任されるか(写真:CTK Photo/アフロ)
2024年オフのストーブリーグ――。巨人が中日から自由契約になっていた絶対的守護神・R.マルティネスを獲得することが決まった。
今季の防御率1.09のマルティネス、0.88の大勢
残留に全力を注いでいた中日、DeNAと三つ巴の争奪戦を制した巨人だが、気になるのは起用法だ。
マルティネスは今季43セーブをマークし、自身2度目となる最多セーブ投手のタイトルを獲得。来日通算166セーブを挙げている右腕は、年を重ねるごとに進化している。
近年の防御率を見ると、22年から2年連続0点台、今年は1.09と抜群の安定感を誇り、19年から6年連続40試合登板と大きな故障なく稼働している。
ただ、巨人には新人から抑えを3年連続で務めてきた大勢がいる。
今季は43試合登板で1勝2敗29セーブ5ホールド、防御率0.88。右肩の張りで5月上旬から1カ月半戦列を離れた時期があったが、6月以降は32試合登板で自責点2。4年ぶりのV奪回に大きく貢献した。
平均球速155キロを超える球速十分の直球、140キロ台のフォークで打者をねじ伏せる投球は凄みを感じさせた。
「ハイレベルな争いが繰り広げられる」
スポーツ紙記者は、
「実績で言えばマルティネスに分がある。大勢は故障が多いのがネックですが、抑えの座を簡単に譲る気はないでしょう。共に切磋琢磨することで、ハイレベルな争いが繰り広げられる。阿部慎之助監督もどちらを守護神に起用するか、頭を悩ませるんじゃないですかね」
と分析する。
大勢、マルティネスで8、9回を担う「勝利の方程式」が強固であることが間違いない。互いの存在を刺激し合いながら、来年2月の春季キャンプからブルペンの投球は熱気に包まれそうだ。(中町顕吾)
この記事に関連するニュース
-
巨人・大勢「危ないセットアッパー起用」…レジェンドは負担増を指摘「抑えよりしんどかった」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月6日 11時32分
-
侍ストッパーに剛腕守護神…最強の“5人衆”も 完成しつつある磐石布陣が巨人の「強い理由」
Full-Count / 2024年12月18日 17時32分
-
マルティネスはなぜ巨人を選んだのか? 球界OB分析...中日、DeNAとの争奪戦を制した2つの理由
J-CASTニュース / 2024年12月16日 16時54分
-
【巨人】中日のR・マルティネス獲得でも…守護神・大勢との起用法「トラブルなし」の見立て出る背景
東スポWEB / 2024年12月16日 5時4分
-
絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月11日 11時32分
ランキング
-
1イチロー氏が野球界に次々“苦言”…「本当にやめてほしい」 鳴らした警鐘「価値が変わる」
Full-Count / 2025年1月5日 20時54分
-
2松山英樹が開幕戦V、PGA新記録「-35」樹立 衝撃の4日間でアジア人最多11勝目「記録出せて嬉しい」
THE ANSWER / 2025年1月6日 10時7分
-
3190億円の恩恵…大谷翔平は「引き寄せる」 ド軍に逸材加入で「韓国人観光客増えるかも」
Full-Count / 2025年1月6日 8時10分
-
4「誰が見ても泣く」 箱根3位国学院大主将の涙のスピーチが大反響「どう育てたらこんないい子が…」
THE ANSWER / 2025年1月6日 7時13分
-
599歳までボクシング界を支えた帝拳・長野ハルさん死去 64歳下の記者にも刺さる厳しさ、愛、畏敬の念
THE ANSWER / 2025年1月6日 9時37分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください