田中将大が巨人入団記者会見「子どもの頃からファン」「まだまだできると証明したい」…背番号は「１１」

巨人への移籍が決まり、記者会見で背番号が入ったユニホーム姿を披露する田中将大投手（２５日）＝今利幸撮影

　プロ野球・巨人と契約を結んだ田中将大投手（３６）が２５日、東京都内で入団記者会見に臨んだ。田中将は「子どもの頃からファンだったジャイアンツのユニホームを着ることができるのは非常に光栄。競争は激しいと思うが、まだまだできるんだと証明したい」と意気込みを語った。背番号は「１１」に決まった。

　楽天との来季の契約交渉で減額制限を超える年俸提示を受けて退団を申し入れ、自由契約となっていた。今季は登板１試合にとどまり、プロ１８年目で初めてシーズンを未勝利で終えた。日米通算２００勝まで、あと３勝に迫っており、「３勝で終わる気持ちはない。勝利に貢献したい」と力を込めた。

　２００７年に北海道・駒大苫小牧高から楽天に入団。１３年にプロ野球記録となる開幕２４連勝を記録し、球団を初のリーグ優勝と日本一に導いた。翌年から米大リーグ・ヤンキースで７年間プレーし、２１年から楽天に復帰していた。