まだファクス使用、公立小中学校の8割近く…前年度より2割下がったが全廃に遠く
読売新聞 / 2024年12月27日 13時12分
文部科学省が今年9~11月に行った調査で、公立小中学校の8割近くが、連絡業務にファクスを使っていることがわかった。前年度調査より2割程度下がったが、文科省が打ち出している2025年度中の原則廃止方針とは依然、隔たりの大きい実態が浮かんだ。
調査は全国の公立小中学校を対象に行われ、約2万6000校が回答した。日常業務で「使用している」と答えた学校の割合は77・1%。前年度調査では95・9%に上っていた。
ファクスでやりとりをしている相手(複数回答)は「民間事業者」(68・5%)、「自校以外の学校」(46・0%)、教育委員会(42・7%)、「役所・役場」(30・5%)、「給食センター」(26・7%)の順に多かった。
デジタル化に未対応の地域の小規模事業者以外に、公共機関との間でもファクス使用が続いていることから、文科省の担当者は「行政全体でも、なるべく見直しを進めてほしい」としている。
この記事に関連するニュース
-
公平性や財源に課題=給食無償化で論点整理―文科省
時事通信 / 2024年12月27日 16時22分
-
まだ8割の学校で“FAX使用” 校務デジタル化の進捗は? 教員の働き方改革にも関連 文科省調査
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 17時32分
-
教員の不人気続く…「採用試験倍率」公立小で2.2倍など小中高とも過去最低 働き方改革の取り組み状況は進んだか? 文科省調査
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月26日 17時17分
-
公立校教員の競争率3.2倍=24年度採用、小中高全て最低―文科省
時事通信 / 2024年12月26日 17時3分
-
精神疾患で休職の教員7119人 3年連続過去最多、多忙などストレス要因か 文科省調査
産経ニュース / 2024年12月20日 19時10分
ランキング
-
1中学校で見つかった遺体は近所の62歳男性 頭から血を流して死亡 酒を飲んで帰宅途中に転倒…胸を強打か 死因は外傷性胸部大動脈解離
CBCテレビ / 2024年12月27日 21時19分
-
2度を超す関係、長年癒着=海自隊員も意識甘く―背景に備品不足・川重裏金
時事通信 / 2024年12月27日 17時8分
-
3発見の人骨、不明隊員と判明=掃海艇火災沈没事故―海自
時事通信 / 2024年12月27日 19時38分
-
4川崎重工、裏金17億円捻出=海自隊員に飲食や私物提供―40年前から・防衛省
時事通信 / 2024年12月27日 21時22分
-
5所沢のマンションで男性死亡、殺人事件と断定…建物内で襲われたか
読売新聞 / 2024年12月27日 23時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください