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インフルエンザ「警報」超え、感染者2・24倍に急増…専門家「さらに流行拡大の可能性ある」

読売新聞 / 2024年12月27日 18時9分

厚生労働省

 インフルエンザの感染状況について、厚生労働省は27日、全国約5000か所の定点医療機関から16~22日の1週間に報告された感染者数が、1医療機関あたり42・66人だったと発表した。前週(19・06人)と比べ2・24倍に急増し、「警報」の基準(30人)を超えた。例年より早い時期の流行拡大となっている。

 36都道府県で警報基準を超え、大分が82・64人で最も多い。首都圏は東京40・02人、千葉60・03人、埼玉51・06人などと高水準になっている。国立感染症研究所によると、現在流行するウイルスは、2009年に新型として流行したA型の「H1N1」が9割を占める。聖マリアンナ医科大の国島広之教授(感染症学)は「海外では別タイプが流行中で、国内でもこの別タイプが加わり、さらに流行が拡大する可能性がある」と指摘する。

 一方、新型コロナウイルスは1医療機関あたり5・48人で、前週(3・89人)の1・41倍になり、4週連続で増加した。

        ◇

 厚労省は、年明けの新型コロナ、インフルエンザの定点報告の発表日を変更する。23~29日の1週間分は来年1月9日に発表する。

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